マエストロ  マーク・ゴトーニ マスタークラス

5月7日開催のマスタークラスは終了しました。
次回の開催予定は、2011年9月末〜10月初旬予定です。

≪マスタークラス≫
 ベルリンを拠点に世界中で活躍されているバイオリニストのマーク・ゴトーニ先生のマスタークラスを大阪で開催致しました。これまでにも東京芸大大学院生や卒業生はじめ第一線を目指す優秀なバイオリニストから大きな注目と信頼を得ておられます。今年一月、第2回「コンコルソMusicArte」グランフィナーレの審査員として、無心で頑張るフィナリスタの姿に深く感銘され、温かい貴重なご意見を沢山頂きました。ベルリン芸術大学で教鞭をおとりになっておられる先生を大阪でお迎えすることができましたことは大変光栄なことでした。受講生のみなさまにはこの好機を今後のお勉強に大いに生かして頂けるものと存じます。通訳は世界各地で活躍されているチェリストの水谷川優子先生にお願いいたしました。 (レッスンは英語、またはドイツ語)
専務理事の岩淵龍太郎先生も同席され、レッスンを見守りました。

日時 2011年5月7日(土)

会場 青少年センター「ココプラザ」

受講内容
(A) 個人レッスン受講(約1時間/公開)+「エチュードと音階のマスタークラス」(40分〜60分/無料)
   +他の方のレッスンも聴講できます(無料)  =ご父兄は同伴入場できます(無料)
(B) 「エチュードと音階のマスタークラス」のみ受講(有料)+個人レッスン聴講(無料)
   =ご父兄は同伴入場できます(無料)
   -豊かな音色をつくるための基本レッスンです。個人レッスン受講生はなるべく全員参加してください
(C) 聴講のみ(有料)
   -聴講はいずれも出入自由-


Maestro マーク・ゴトー二 :プロフィール

 フィンランドを代表するヴァイオリニストの1人であるゴトーニは、アナ・チュマチェンコ氏に才能を見出され16歳で ミュンヘンに移住、 その後フェルメール弦楽四重奏団のシュミエル・アシュケナージ氏、 巨匠シャンドロ・ヴェーグ氏のもとで研鑽を積んだ。
21歳でブラームス国際コンクールに上位入賞し、ユヴェスキラ音楽祭にてデビュー。
以来、ヨーロッパを始めとして北米、南米、アジア、アフリカの世界各国でソリスト、室内楽奏者、またオーケストラの
リーダー(弾き振り)としても活躍。
現在、母国フィンランドではラウマ音楽祭とサボンリンナ・アカデミー(音楽セミナー)の音楽監督もつとめている。
近年はモーツァルト・ピアノ四重奏団のメンバーとしてMDGより年に1枚のペースでCDをリリースし、そのユニークな
レパートリーとクオリティで注目を集めワールドワイドに活動し、また第1ヴァイオリン奏者をつとめるオルフェウス弦楽四重奏団では国際的な演奏活動の傍ら、欧州各国で室内楽のマスタークラスを行っている。
これらのアンサンブルはシュレースヴィヒ=ホルシュタインや南米のカザルス・フェスティバルといった著名な音楽祭を
はじめとして、 アムステルダムのコンセルトヘボウ、バルセロナのパラウ・デ・ラ・ムジカ、 ロンドンのキングス・プレイス・コンサートホール、 米国のナショナル博物館やリンカーンセンターなどにも招聘され絶賛を博している。 またゴトーニは今までモントリオールのマギル大学、ヘルシンキのシベリウス音楽院、ブレーメン音楽大学、ウトレヒト音楽大学などに客員教授として招かれ、 現在はベルリン芸術大学にてクラスを持ち後進の指導にあたりながら、欧州、米国
、日本等で定期的にマスタークラスを行っている。
伝統に厳しくありながらも生徒の個性を伸ばす、その指導法はユニークかつ効果的であり、 かつての恩師でアシスタントを務めたこともある欧州随一の教育者チュマチェンコ氏からも絶大な信頼を寄せられている。

MARK GOTHONI