日本イタリア協会
 
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2007年サン・マリーノ共和国 レナータ・テバルディ国際声楽コンクール

参加規定

2007年サン・マリーノ共和国レナータ・テバルディ国際声楽コンクールは、国籍を問わず、1972年1月1日以降、 1989年9月20日以前に出生の声楽家を対象とする。既に本コンクールで入賞(1位、2位、3位)経験のあるもの は、再参加の資格はないものとする。


応募者は、参加申込書とともに次のものを提出すること。


国籍を証明する書類(原本またはコピー)
写真(最近のもの)2枚(15 x 20 cm程度)
これまでの学歴及びプロとしての音楽活動歴をまとめた簡単な経歴書(イタリア語または英語) 国際コンクールでの入賞経験(1位、2位、3位)があれば、それを証明するもの
演奏曲目(参加申込書参照) バロック賞、リート・ソング賞のどちらか(または両方)に参加を希望する場合、それを明記のこと
予選で演奏する曲の楽譜のコピー(予選以降の演奏曲の楽譜は持参すること)
コンクール参加料125ユーロの振込み受領書
振り込みは郵便為替または銀行送金にて、下記の宛先・口座に支払うこと。
郵便為替 Fondazione Renata Tebaldi via O. Scarito, 84 - 47893 Borgo Maggiore - Repubblica di San Marino
銀行送金 c/o Cassa di Risparmio di San Marino Ag. Borgo Maggiore (イタリアからのIBAN: H 06067 09801 000000796301) cod.swift/bic CSSMSMSM または Banca di San Marino Ag. Borgo Maggiore (イタリアからのIBAN: R 08540 09805 000550792810) cod.swift/bic MAOISMS1
上記書類一式を下記の宛先に送付すること。
DIREZIONE ARTISTICA CONCORSO INTERNAZIONALE DI CANTO RENATA TEBALDI - PIAZZA DI SOPRA,
23 - 47893 BORGO MAGGIORE REPUBBLICA DI SAN MARINO


参加申し込み及び応募書類受付期限は2007年7月15日とする。2007年8月31日までに、コンクール参加申し込 み受付完了通知が応募者に届く。


コンクールは2007年9月(20日から30日)に実施され、予選、準本選、本選の三段階にわたって審査が行われる。
入賞者の演奏会は2007年9月30日に開催される。


審査はすべてピアノ伴奏を伴うリサイタル形式で行われる。国内外から集った審査委員らによって入賞者が発表され、続い てサン・マリーノ カメラータ・デル・ティターノ・オーケストラの伴奏で入賞者による入賞演奏会が行われる。


演奏は暗譜(ミサ曲とオラトリオのアリアは例外とする)で、原語、原調(慣例的に様々な声種で歌われるリートとソング については例外とする)のこと。中断をせず、決められた演奏時間を厳守すること。


バロック賞の審査を希望するものは、参加申込書にその旨を明記し、1600年から1750年までの作品を、準本選及び 本選で演奏する曲の中に合計6曲必ず入れること。そのなかにオペラアリア1曲、オラトリオアリアを1曲入れること。ま た、リートとソングのカテゴリについては、4曲を上記の時代の作品から選ぶこと。


リート・ソング賞への参加を希望するものは、参加申込書にその旨を明記し、準本選及び本選に提出する楽曲の中に、オラ トリオアリア(イタリア語・ラテン語でないもの)を必ず入れること。リートとソングのカテゴリについては、少なくとも 合計8曲、異なる3言語(8曲中最低2曲はドイツ語のこと)の楽曲を入れること。


準本選、本選の審査は国内外からの審査員によって行われ、その決定に疑義を申し立てることはできない。審査員は各賞の受賞者を決定し、該当者なしと判断した場合には1位は空位とする。


準本選より一般公開とする。

コンクール詳細

予選 2007年9月20日-23日
演奏時間15分以内 ピアノ伴奏つき
審査  a)オペラアリア1曲*
     b)オラトリオアリア1曲**
     c)リート(ドイツ語)1曲


準本選 2007年9月26日-27日
演奏時間25分以内 ピアノ伴奏つき(最高24名まで)
審査  a)オペラアリア2曲*
     b)演奏会用アリア***またはオラトリオアリア**
     c)リートとソング*最低3曲 参加者が決定****


本選 2007年9月28日
演奏時間25分以内 ピアノ伴奏つき(最高12名まで)
審査  a)オペラアリア2曲*
     b)演奏会用アリア***またはオラトリオアリア**
     c)リートとソング*最低3曲 参加者が決定****


* 17世紀から20世紀までの楽曲から選択のこと。
** 17世紀から20世紀のオラトリオ、ミサ曲、レクイエムまたはカンタータから選択のこと。
*** 古典の演奏会用アリアまたはオーケストラ伴奏の曲
**** 主要な言語(イタリア語、ドイツ語、フランス語、英語、ロシア語、スペイン語、ポルトガル語)で歌われる18世紀から20世紀までの各国の曲(カンツォーネ、ソング、シャンソン等)から選択すること。適正な審査の為、ピアノ伴奏を伴わないヨーロッパ以外の言語の民謡は認めない。例外については、芸術本部の判断を仰ぐ。バロック賞及びリート・ ソング賞の参加者は、それぞれの賞の詳細を参照のこと。


注記:参加者は予選、準本選、本選のなかで最低3ヶ国語を使用して演奏しなくてはならない。既に審査の中で演奏した曲をその後の審査で再び演奏することは認められない。コンクールの三段階の審査で演奏する曲名は、作曲家とOp. No.と併せ添付の参加申込書に記入すること。(移調はリートまたは各国の室内声楽曲の場合のみ可。)一度コンクール芸術本部が申込書を受け取ってからは、演奏曲目の変更は認められない。


入賞者演奏会:2007年9月30日
演奏会の演目は、参加者から提出され(申込書参照)コンクール準本選または本選にて演奏されたものの中から審査委員会が決定する。


審査委員会** 未定
注記:予選、準本選、本選のいずれの審査においても、コンクール参加者が審査委員のひとりに過去3年以内に師事していた場合、この審査委員は該当する出場者に対し、いかなる口頭および書面の評価も行わない。審査委員会は、全会一致で必要と判断したとき、出場者の演奏を中断する権限を持つ。審査委員会は入賞者以外のファイナリストを入賞演奏会に参加させ、聴衆賞及び批評家賞の審査対象とすることができる。


表彰
賞金総額 63,000ユーロ 第1位 17,500ユーロ 第2位 12,500ユーロ 第3位 7,500ユーロ 音楽批評家賞 3,500 ユーロ
バロック賞 2,500ユーロ リート・ソング賞 2,500ユーロ 最も優れた若きホープ賞 2,500ユーロ 本選聴衆賞  2,500ユーロ


注記:本選出場ならなかったセミファイナリストは500ユーロの返金を受ける。上記の賞に選ばれなかったファイナリスト は750ユーロの返金を受ける。入賞者には他に、オーケストラまたはピアノ伴奏つきのコンサートの契約、国内外の有力な オペラ協会でのオーディションやこれへの推薦などの恩典が与えられる。同位入賞の場合、コンクール芸術本部は決められた賞金総額の中で(レナータ・テバルディ特別賞を除く)賞金の全額または分割授与を決定する。これに疑義を申し立てることはできない。審査委員会はレナータ・テバルディ特別賞として5,000ユーロを、優れた声楽的または(かつ)音楽的資質を示した出場者に授与することができる。この賞が授与された場合、上記の賞金総額にこれが加えられる。


組織上の留意点
申込書類は法的効力を持つ。議論が生じた場合、イタリア語版をもって唯一の正文とする。
レナータ・テバルディ財団はすべての出場者にピアノ伴奏者を準備する。出場者が自分で伴奏者を伴うことも可能であり、その際、旅費、宿泊費、その他の費用は出場者の負担となる。
出場者はコンクールの審査会に必要な楽譜を持参すること。
コンクールのすべての審査、行事及び演奏会において、出場者はレナータ・テバルディ財団に肖像、録音・録画の使用を無償で許可するものとする。コンクール期間中、すべての出場者はコンクール関連行事に参加しなくてはならない。
演目の中に未発表の作品を加える場合、参加者自身の責任で必要な許可を得、参加申込書に楽譜のコピーを添付すること。
各審査に於ける演奏順序は芸術本部が決定する。
サン・マリーノのホテルについてのインフォメーションを必要とするものは、E-mailもしくはファクスにてレナータ・テバル ディ財団に連絡のこと。


連絡先
e-mail: info@renatatebaldi.info ファクス:0549 - 886345
2007年3月21日よりレナータ・テバルディ財団ホームページ にて予約フォームの利用が可能。滞在費用は参加者の負担とする。


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